抜毛から逃れたい
「抜毛から逃れたい」
抜毛する人は誰でも思い、抜毛の現実から逃れたいと思うのではないでしょうか?
自分の姿を見るのも嫌で、見ると悲しさと悔しさ、切なさが残るだけ。
止めたくても、とめられない。
自分の気持ち、自分の手であっても、とめられない。
誰か助けて!この私をとめて!!、といつも心の中で叫んでる。
抜毛は、明確には医学では研究されていないように思います。明確な治療法がなく、専門医がいるわけでもない。
誰に頼ることもできず、誰にも打ち明けることができず、1人で悩んでいることが多いような気もします。
私も現在42歳。
私の抜毛を知っているのは、母と妹だけ。
この2人にさえ、抜毛の辛さや悩みを打ち明け、相談したことすらありません。
でも、最近ふと気づいたことがあります。
私でも、抜毛をしない時もあります。
どんな時??
誰かに自分をありのまま曝け出し、心の中も自由に出せる人がいる時。
何も恐れず、素の自分でいられるとき。
良いことも悪いことも、自由に話し、お互いを信頼しあえていると心から感じられている時。
もしかしたら、自分の気持ちを心に押し込めている時が抜毛の発症を後押ししているのかもしれない。
恐れずに、自分を出してみることも、抜毛から抜け出す一歩になるのかもしれない。