ウイッグ使用中の困りごと①

抜毛症で、かれこれ20年いろんなウイッグに助けてもらっています。

 

ここ10年近く愛用しているのが、ワンステップさんのフィールライン。

かなり自然なウイッグで、とても使いやすいです。

 

ただ、ウイッグ使用経験者なら必ずぶち当たる悩みの種…頭皮のかぶれと皮膚の損傷。

わたしも年に数回悩ませられます。

痛痒くて、皮膚も損傷して浸出液が出たり、時には出血したり…本当に辛いです。

 

このかぶれとの闘いの救い主は、

ベタメタゾン。ステロイド入りのクリーム。

皮膚科で処方してもらえます。

わたしの対処方法は、

①シャンプーしすぎない。

1日おきにシャンプーをし、少量のシャンプーにして、ゴシゴシ洗わず泡をのせるように皮膚を刺激しない。

②タオルドライの時も押さえ拭き。

③頭皮を擦りすぎない、痒くてもかき壊さない。どうしても痒いときは、水で湿らせたタオルで冷やす。氷で冷やしすぎても痒さが増したり、皮膚損傷したりするので要注意。

④清潔な頭皮にベタメタゾンを薄ら塗る。

 

その時の頭皮の状態にもなりけりですが、わたしは1週間位で落ち着いてきます。

 

ウイッグ使用時の皮膚トラブルの辛さは、経験したものでないと分からないですね。

 

あなたの苦痛が一つでも軽くなりますように!!

抜毛している自分との向き合い方

最近、やっぱり抜毛が抑えきれない…と落ち込む時期に入りました。

 

抜毛する時期と治したいと思う時期と行ったり来たりしています。

 

今は抜毛に走ってしまう時期です。

 

わたしの場合は、人(好きな人)との距離を感じてしまうことに不安やストレスを感じ、相手の気持ちを占う事に抜毛を利用しています。

破茶滅茶に思うかもしれませんが、わたしの場合は、占いの儀式のように抜毛をし、自分の中の不安な気持ちを治める事に使っています。

 

抜毛する人によって、抜毛をしてしまう状況は様々です。

 

でも、わたしの経験から言えることは、孤独感と寂しさ、不安な気持ちが大きくなると抜毛が始まります。

愛情を欲している、安心して自分を委ねられる人を欲している時です。

抜毛に対する治療を始めました

42歳、抜毛症歴33年の女性です。

小学4年生から始まり、33年間、髪の毛のない状態で生きています。

後頭部に手のひらの広さだけ髪の毛がありますが、あとはツルツル…。ウィッグを使用しています。

 

どうしても、この人生から抜け出したくて、無駄かもしれませんが、治療を始めました。

 

1.まずは、じぶんがどんな状況の時に、抜毛しているのか向き合う。

人に相談することをできないわたしは、一人でまずは自分の状況を考えることにしました。

わたしは、不安が強くなったり、イライラしたり、何かわ追われている状況で、抜毛していらようです。

まず、自分を知ることから始めました。

なるべく、ストレスのある状況には、ならないように、なんでも頑張りすぎないように、努力しています。

 

2.精神科へ通う

パキシルの内服を始めました。睡眠導入剤も合わせて、内服しています。

わたしはイライラしたり、不安が強くなると、抜毛がひどくなる傾向にあります。

正直に、精神科の先生に抜毛症であることを打ち明けました。すごく恥ずかしく、勇気の要るとこでしたが、頑張りました。

 

以上の2つに取り組み始めて、3ヶ月。

いまのところ、抜毛のペースは抑えられているように思います。前は、毎日、しかも始まると2〜3時間は続いていました。

いまは、週に1回か、2週間一度も抜毛市内とかもできました。

 

頻度が減ることが目標です。

抜毛から逃れたい

「抜毛から逃れたい」

抜毛する人は誰でも思い、抜毛の現実から逃れたいと思うのではないでしょうか?

自分の姿を見るのも嫌で、見ると悲しさと悔しさ、切なさが残るだけ。

 

止めたくても、とめられない。

自分の気持ち、自分の手であっても、とめられない。

誰か助けて!この私をとめて!!、といつも心の中で叫んでる。

 

抜毛は、明確には医学では研究されていないように思います。明確な治療法がなく、専門医がいるわけでもない。

誰に頼ることもできず、誰にも打ち明けることができず、1人で悩んでいることが多いような気もします。

 

私も現在42歳。

私の抜毛を知っているのは、母と妹だけ。

この2人にさえ、抜毛の辛さや悩みを打ち明け、相談したことすらありません。

 

でも、最近ふと気づいたことがあります。

私でも、抜毛をしない時もあります。

どんな時??

誰かに自分をありのまま曝け出し、心の中も自由に出せる人がいる時。

何も恐れず、素の自分でいられるとき。

 

良いことも悪いことも、自由に話し、お互いを信頼しあえていると心から感じられている時。

 

もしかしたら、自分の気持ちを心に押し込めている時が抜毛の発症を後押ししているのかもしれない。

 

恐れずに、自分を出してみることも、抜毛から抜け出す一歩になるのかもしれない。

抜毛症との向き合い方 【ウイッグ編】

私はかれこれ32年近く抜毛症との付き合ってます。私は一部ではなく、全頭脱毛でした。

15年前くらいから、頭頂と側頭が脱毛している一部脱毛状態に改善してきていますが、フルウィッグを活用している毎日です。

 

抜毛は、自分でも例えようがないくらいのストレスを感じたら、抜かずにはいられない…気付いたら抜いてしまっている。一度抜き始めたら、自分でも止め方がわからないくらい、無我夢中で抜いて抜いて抜きまくってという状態です。抜いている時の快感と罪悪感、抜き終わった後のスッキリ感と裏腹にかなりの絶望感と悲しさ、自己否定をしてしまいます。この繰り返しを32年間続けています。

 

しかし、最近は抜く量も回数もかなり減少してきていて、しかし少しだけ改善の兆しが見えてきつつあります。

 

改善方向に向かわせてくれたのは、一つは良いウィッグに出会えたからです。

つけている間、とても自然で自分の毛髪でいるような感覚なんです。しかも、私は抜き防止も兼ねてウィッグをクリップなどで固定するタイプではなく、額を挟む両耳の間は、全てテープで固定しています。そうすると直接自分の髪の毛に触れることが難しくなり、抜毛しにくくなりました。もちろん、ウィッグは寝ている時も一日中付けっ放しにしています。劣化しますが、抜毛を回避するためと諦めています。

30㎝の長さのウィッグを使用していて、もみあげも出せて自由にアレンジもできるタイプを購入しています。お値段20万ほどでお高いですが、堂々と人前に出ることができることに比べれば安いと考えていて、1年に一度の頻度で交換しています。

『ワンステップ』

https://www.glowing.jp/

私は、フィーラインを使用しています。

かなり信頼できるウィッグに出会えて、私の抜毛症は改善してきているように思えます。

何より、長い髪の毛にして束ねたり、アップにしたらすることができること。肌への負担も少なく、フィット感もあるので自然でいられること。女性だからこそのオシャレを楽しめること。

 

抜毛症の原因は、心理的ストレスが大きです。

自己否定や自分に自信が持てないこと、これが抜毛症の原因だと考えています。

その部分を解消してくれているように感じます。脱毛を隠すためのアイテムではなく、治療のアイテムと感じています。

抜毛症との付き合い

はじめまして。

 

41歳、女性です。

わたしは、現在進行形の抜毛症患者です。

抜毛が始まったのが、小学4年生ごろ。頭部全体の髪の毛を抜毛し、小学校の授業中も何をする時でも帽子を被って生活していました。中学生の頃は一旦落ち着き、帽子もいらずショートカットくらいの長さで、普通の女の子のように生活できていました。

 

かれこれ30年以上のお付き合いです。

 

抜毛を始めたきっかけは…覚えてません。気づいたら、自分の頭の髪の毛を抜いている状況でした。